東大阪ぎせんこう

東大阪ぎせんこう(大阪府立東大阪高等職業技術専門校)は、大阪府が運営する公共職業能力開発施設です。
求職中の方や新規学校卒業者の方を対象として、「ものづくり」に必要な技術や技能を身につけることができます。また、基礎から学べるので初心者の方でも安心です。
また、働いている方を対象に、休日などに職業に関する新しい知識、基礎的な技能・技術や高度な技能の習得、資格取得などのキャリアアップ講座(テクノ講座)も実施しています。

※ブログ内に掲載される広告は本校と関係ありません。

X(旧Twitter)での情報発信も行っています。是非、ご覧ください。
https://twitter.com/higasiosakakou

ものづくり金属科では、3DCADの実習を行っています。

3DCADの中でも、板金(シートメタル)機能を使う訓練コースは珍しいのではないでしょうか。
もの金 CAD①

今回は積み重ねる箱のモデルを考えてみました。

CADで薄い板を折り曲げて、立体のモデルを作っていきます。
もの金 CAD②

モデルがあれば、展開図もすぐに作成できます。
もの金 CAD③

レーザー加工機で板を切り出して、以前に紹介したプレスブレーキで曲げたら・・・
もの金 CAD④

実物が完成しました!

色々と気を遣う箇所もありますが、実際の製作物として出来ると嬉しいですね。

皆さんもCADから板金加工をやってみませんか。


~就職につながる選択~ぎせんこう

ビル管理科では、建物の安心・安全な運用を支えるビル管理会社への就職を目標としています。

普段蛇口をひねれば”あたりまえ”に水が出てきますが、ビル設備管理のお仕事では、そのあたりまえを支える給水ポンプのメンテナンスは欠かせません。
ビル管 ポンプメンテ①

訓練生の皆さんには、給水ポンプの消耗品であるグランドパッキンの交換作業について学んでいただきました。
ビル管 ポンプメンテ②


~就職につながる選択~ぎせんこう

ものづくり金属科では、1年間の訓練の最後に就職先や進路に合わせて製作課題実習を行いました。

今回のブログでは、『幅3m弱もある大型の棚製作の様子』をお伝えします。
もの金 棚①

材料の数はおよそ40点ほどあり、バリ取り(金属のトゲを削る作業)を丁寧に行います。
もの金 棚②

組立て作業は歪み(変形)が発生しない様に材料を固定し、寸法があっているかどうか慎重に確認しながら作業を進めていきます。
もの金 棚③

組立ては棚板のフレーム作りから行います。

材料を直角に組み立てることができる専用の器具を作って固定してから溶接します。

立った状態だと不安定になるのですが、日頃の練習の成果か、慣れた手付きで溶接を進めています。
もの金 棚④

長さがおよそ3mあるので迫力がありますね。
もの金 棚⑤

棚のフレーム(合計4段)ができたら、柱に繋げていきます。

けがき線に合わせて指導員も協力しながら組み立てています。
もの金 棚⑥

棚が段々と形になってきました。

完成が待ち遠しいです!


~就職につながる選択~ぎせんこう

今回は、製品製作の訓練についての紹介になります。

プロダクトサポート科では1年間かけて、パソコン操作、原価計算、CAD、検査、機械加工など製品製作に必要な技術を学ぶことができます。

訓練の最後には、学んだ技術を活かしオリジナルの製品を作る実習があります。

CADでオリジナルの製品を設計し、作るための工程を考え、機械を使って製品を作り上げます。

また、最終的には原価計算の知識を応用し、定価の設定と損益分岐点の検証も行います。

プロサポ CAM①

写真の生徒作品はCADデータで設計を行い、CAMで加工プログラムの作成と出来栄えの検証を行い、設計図と一致する製品を作りました。

プロサポ CAM②

定価の検証もしましたが、、、、まだまだコストダウンが必要です。


~就職につながる選択~ぎせんこう

修了直前の3月11日にJIS溶接技能者評価試験が実施されました。

1年間の訓練の最後に、難易度の高い専門級の資格取得に挑戦するべく練習に励みました。
もの金 評価試験①

今回の試験では、TIG溶接で配管の溶接を行う資格(TN-P)に挑戦する方が4人います。

円周上を溶接するので、身体の体勢が不安定なため難易度が高く、試行錯誤しながら練習に取り組みました。

最も難しい上向き姿勢の溶接です。
もの金 評価試験②

横向き姿勢の溶接です。
もの金 評価試験③

溶接した後は配管をバンドソー(ノコギリ状の歯で切断する機械)で切断し、形を整えてまた溶接の練習を繰り返し行います。
もの金 評価試験④

もの金 評価試験⑤

試験まで全員合格をめざして頑張りました!


~就職につながる選択~ぎせんこう

電気工事科より、今回は前回に引き続き、当科の訓練の最終段階として行われた「模擬家屋実習」をご紹介します。

前回ご紹介した模擬家屋実習ですが、今回無事に完成を迎えました。

数名ずつのチームを作り、チームごとに作業を行っていただきましたが、欠員が出たり、材料が足りなくなるなどのトラブルにもめげずに、各チームとも工期内に完成することができました。
模擬家屋①

細かいところを見るとアラが出てきてしまいますが、自分たちの描いた図面通りに、自分たちで施工した照明やコンセントが万全に使えると達成感がありますね。

建物の各所に電気を送る「配線」の多くは、壁や天井の中、あるいは床下などを通っていますので、模擬家屋の中も実際の現場の状態と同じく、壁や天井がありません。

訓練生の方は、これまで学んだ基礎技術を活かしてこの模擬家屋に電気器具を取り付け、配線を行います。
模擬家屋②

多くはケーブルを使用した工事ですが、場合によっては管工事なども取り入れて訓練していきます。

天井内に電気を通すために、脚立を使用した高所作業も行います。

 天井梁や柱が邪魔で思うように作業ができなかったり、脚立の上で姿勢を崩さない様に気を付けなければならないなど、障害物の無い実習室ではわからない部分を学んでいただいています。

実習室ではスムーズにできた工事も、模擬家屋では2倍、3倍の時間をかけて何とか完成に至ります。

本校の訓練では、複数の課題を通して実習を行ってもらい、正しく安全に施工ができるように基本技術をひとつずつ身につけてもらっています。

あなたも電気のプロを「ぎせんこう」でめざしませんか?


~就職につながる選択~ぎせんこう

ものづくり金属科では、修了1ヶ月前の2月中旬に卒業試験(実技)を行いました。
もの金 卒業試験①

課題は、①プレス課題、②溶接課題、③測定課題の3つです。

プレスの課題では、加工する材料の長さを求めるための計算をしています。
もの金 卒業試験②

曲げた材料の寸法精度が出ているかノギスで測定しています。果たして思いどうりの加工ができたでしょうか。
もの金 卒業試験③

溶接の課題は、半自動溶接・TIG溶接・被覆アーク溶接の複数の種目の作業を行い、仕上がり後の検査として曲げ試験を行います。
もの金 卒業試験④

曲げたときに材料に割れ等の亀裂が入っていなければ合格です。
もの金 卒業試験⑤

果たして結果や如何に?!


~就職につながる選択~ぎせんこう

3月18日(月) 令和5年度の修了式を挙行しました。

当日は新たな門出にふさわしい晴天の1日となりました。

4月に入校された1年生コースの“電気工事科”、“ものづくり金属科”。
6か月コースの“機械加工・営業科”、“機械CADデザイン科”、 “ビル管理科” の5科 計71名の方が修了されました。
修了式① 

式典ではハローワーク様より祝辞をいただきました。

ご来賓いただきました方々お忙しい中ありがとうございました。

修了式③

修了生71名は、今日からそれぞれ新たな一歩を踏み出されます。

この1年または6か月で身に付けた新たなスキルや資格を生かし、社会でご活躍されることを期待しています。

健康にはくれぐれも気をつけて頑張ってください。

修了おめでとうございます!


~就職につながる選択~ぎせんこう

ものづくり金属科では新しいTIG溶接機を導入しました。

デジタル制御式のTIG溶接機と呼ばれるもので、1㎜以下の材料も溶接できる程の細かい出力の設定や高精度の溶接が実現可能な機械です。
もの金 Tig①


皆に人気で、自由に取り組む溶接の時間では、空いている機械が無くなります。
もの金 Tig②

難易度が上がる横向き姿勢での溶接(溶接技能者評価試験課題T-1H)にも果敢にチャレンジしていますね。
もの金 Tig③

ぜひ使いこなしていきましょう!


~就職につながる選択~ぎせんこう

ものづくり金属科指導員が機械CADデザイン科の訓練生向けに機器の紹介を行いました。

機械CADデザイン科の皆さんには、身の回りの製作物が大型の工作機械でどのように作られているか、見ていただくことができました。

写真は当科で使用している代表的な工作機械です。

プレス機
もの金 CAD見学①


プレスブレーキ(曲げ加工機)
もの金 CAD見学②


レーザー加工機
もの金 CAD見学③


溶接機
もの金 CAD見学④

百聞は一見に如かずと言いますが、実際に工作機械が動いているのを見ると、ものづくり作業のイメージができたようです。

見学会でも各種機械を使ったデモンストレーションを行っていますので、是非一度見に来てください。


~就職につながる選択~ぎせんこう

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